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日本で一番影響力のない、三日坊主の危険を含んだ日記
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自分は自分が嫌いである。
自分という「人間」が嫌いである。
自分という存在が嫌いというのとは違う。
他人付き合いが嫌いというものでもない。
「人間」という生き物が嫌いなのだ。
人間だって動物であるにも関わらず、人間と動物として分けたがる。
他の生き物よりも優位だとDNAに染み込まれている。
生き物であることには何ら変わらないはずなのに、だ。

それなのに、今の豊かさを手放したくなくて何もしない自分が嫌いだ。
この状況に甘んじている自分が嫌いだ。
そこまで思考を巡らせられるような生き物じゃなかったら、幸せだったかもしれない。
好きも嫌いもきっとなかった。
時々ふとそんな思いに痛烈に苛まれるときがある。
それが、きっと今なんだろう。
この記事を書いていることも、インターネットをしていることも、快適な家で暮らしていることも、人間だからこその豊かさであることは重々承知している。
承知しているけれど、そこから抜け出せない、いや、抜け出す気が無い自分が嫌いなのだ。

人間は基本的に驕り高ぶっている生き物だと思う。
絶滅危惧種だってそう。地球温暖化だってそう。
もしかしたら、滅ぶ運命に元々あったかもしれない。
何もしなくても、地球は太陽に近づいて温暖化していたかもしれない。
高度な文明によって滅ぶと感じるのは人間だけだ。
保護しなくていいとも、対策をとらなくてもいいと言っているわけではない。
保護することも、温暖化だと叫ぶことも、どちらも「人間」を基準に考えている驕りであると言っているだけ。
「人間」にとって住み辛い状況を解決するために躍起になっているだけ。
そもそも滅ぶと感じるのも「人間」だけ。

地球は泣かないし、悲鳴も上げない。
それこそ「人間」の傲慢で妄想。
地球を被害者にして、それを救うべく頑張っている「人間」って素晴らしい。
そんなヒーロー気分にDNAが酔ってるだけ。

だから、それでも、それでいいと思っている、自分が嫌いなのだ。

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